特定健康診査・特定保健指導

本文

特定健康診査・特定保健指導

ID: 0004135 / 更新日: 2025年5月26日更新 / 印刷ページ表示

防衛省共済組合では、40歳以上75歳未満の組合員(任意継続組合員を含む)及びその被扶養者を対象として、特定健康診査・特定保健指導を実施しています。

特定健康診査とは、糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診です。

特定保健指導とは、特定健康診査の結果から、特定保健指導対象者を判定し、メタボリックシンドロームの該当者及び予備群を減少させるため、生活習慣病の発症リスクが高く、日常生活の改善により生活習慣病の予防が必要な方に対して面接等を行い、生活習慣を見直すサポートをします。特定保健指導には、リスクに応じて、「動機付け支援」と「積極的支援」があります。

特定健康診査・特定保健指導は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、保険者である共済組合に実施が義務付けられています。また、これらの実施率が厚生労働省の定める基準に満たない場合は、共済組合が拠出している後期高齢者支援金に加算金(加算率の上限10%)が発生し、組合員が負担している短期掛金の掛金率が引き上げられる可能性があります。組合員及び被扶養者の健診の受診は、共済組合の健全な運営の維持にもつながりますので、毎年度、必ず健診を受診してください。

特定健康診査

1.組合員(任意継続組合員を除く。)の場合

組合員については、各駐屯地・基地等で実施する定期健康診断の受診をもって特定健康診査を受診したものとみなします。人間ドック等の受診を希望される方はこちらのページでご確認ください。

2.任意継続組合員、被扶養者の場合

共済組合の委託業者(株式会社ベネフィット・ワン)にWeb、電話またはFaxにより受診の申し込みをしてください。特定健康診査は無料で受診できます。
なお、委託業者が実施する生活習慣病健診及び人間ドックを受診した場合も特定健康診査を受診したものとみなします。検査項目、受診費用等はこちらのページでご確認ください。

特定健診の画像 

令和7年度利用ガイド(PDFファイル/2.61MB)

令和7年度健診機関リスト(PDFファイル/1.03MB)

特定健康診査予約受付(健診予約サイト「ハピルス健診)」<外部リンク>

※健康機関の最新情報は健診予約サイト「ハピルス健診」でご確認ください。

3.被扶養者の方がパート先で健診等を受診した場合

パート先等で健診を受診された場合、特定健診の項目を充たしていれば、特定健診を受診したものとして取り扱うことができますので、所属支部に健診結果のコピーと問診票をご提出ください。階層化(レベル判定)を実施し、特定保健指導が必要な方にはご案内を送付致します。
なお、健診結果等を提出し、こちらのページの条件を満たしている方には、クオカード1,000円分を進呈致します。

※防衛省組合組合における特定健康診査の実施率向上のため、ご協力をお願い致します。

問診票(被扶養者・任意継続組合員用) [Excelファイル/42KB]

問診票(被扶養者・任意継続組合員用) [PDFファイル/106KB]

特定健診の検査項目

問診票

服薬歴及び喫煙習慣の状況(問診票はダウンロードし、印刷の上、記入してください。)
理学的検査 自覚症状及び他覚症状の有無
身体計測 身長、体重、腹囲、BMI
血圧 血圧測定
尿検査 尿糖、尿蛋白
肝機能検査 GOT、GPT、γ-GTP
血中脂質検査 中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
血糖検査 空腹時血糖、ヘモグロビンA1cまたは随時血糖

特定保健指導

特定健康診査の結果、以下の基準に基づく階層化により、「動機付け支援」または「積極的支援」と判定された方が特定保健指導の対象となります。ただし、高血圧症、脂質異常症または糖尿病の治療に係る薬剤を服用している方を除きます。
動機付け支援は、専門家との面接による指導の下、行動計画を作成し、3か月以上経過後、身体状況及び生活習慣の変化について評価を行います。
積極的支援は、専門家との面接による指導の下、行動計画を作成し、専門家から継続的な支援を受けます。3か月以上経過後、身体状況及び生活習慣の変化について評価を行います。

 

【確認要領】(1)から(3)まで該当する項目を縦に見て判定します。(1)でどちらにも該当しない場合は対象外です。

(1)腹囲 ≧85cm(男性) ≧90cm(女性) 左記以外でBMI ≧25kg/平方メートル
(2)追加リスク※ ●血糖●脂質●血圧 2つ以上該当 1つ該当 3つ該当 2つ該当 1つ該当
(3)喫煙 あり なし あり なし
対象 40-64歳 積極的支援 動機付け支援 積極的支援 動機付け支援
65-74歳 動機付け支援 動機付け支援

 

※追加リスクの基準値

項目 基準値
血糖 空腹時血糖値(やむを得ない場合は随時血糖値)100mg/d1以上またはヘモグロビンA1c 5.6%(NGSP値)
脂質 空腹時中性脂肪150mg/dl以上(やむを得ない場合は随時中性脂肪175mg/dl以上)またはHDLコレステロール40mg/dl未満
血圧 収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧85mmHg以上

 

1.組合員(任意継続組合員を除く。)が対象となった場合

所属支部より案内が随時送付されますので、所属支部にお申し込みください。駐屯地・基地等内でグループでの面談による支援を実施します。また、希望者はタブレット等の情報通信技術(ICT)を活用した個別面談(以下「ICT面談」という。)による支援も実施可能です。
実施費用はいずれも無料です。

2.任意継続組合員、被扶養者が対象となった場合

委託業者より案内が随時送付されますので、委託業者にお申し込みください。自宅やその周辺施設で個別面談による支援またはICT面談による支援を希望に応じて実施します。
実施費用はいずれも無料です。

特定保健指導のご案内の画像 

特定保健指導のご案内 [PDFファイル/2.67MB]

 

特定健康診査等実施計画

高齢者の医療の確保に関する法律第19条に基づき、保険者である共済組合は、特定健康診査・特定保健指導を行うため、特定健康診査及び特定保健指導の適切かつ有効な実施を図るための基本的な指針(平成23年厚生労働省告示第150号)に即して特定健康診査等実施計画を策定しています。

第四期特定健康診査等実施計画はこちら

 

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)